○○○ (気付いたときには) 遅すぎる日記 ○○○
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2019年 3月 1日(金)
『週刊金曜日(19/2/22)』
より。
日韓併合の実態
(P24-、加藤圭木「朝鮮民衆の独立への意志 世界に明確に示される」)
朝鮮各地で多発し、長期に及んだ3・1独立運動。どのような歴史的意義があったのか。100年後の現在に考えるべき今日的意義とは何か。問われるべき日本の責任とは。
…
だが、より重要なのは日本による過酷な朝鮮侵略・植民地支配に対して、民衆が立ち上がったという点である。日本は19世紀後半から朝鮮に対する干渉を強め、抵抗する朝鮮民衆を虐殺し、10年「韓国併合」を強制的に断行した。日本の朝鮮支配政策は、軍事力を前面に出したもので、統治を担う朝鮮総督には陸海軍大将が就任して絶大な権限を有した。そして、軍事警察だけを本来担当する憲兵が普通警察事務をも担う支配体制が布かれた。「犯罪即決例」が制定され、
警察署長等に3カ月以下の懲役・禁刑・笞刑等の刑に処すべき罪を即決できる権限が与えられた。
政治集会等は禁止され、政治結社も解体された。朝鮮人の発行する新聞・雑誌は廃刊させられ、多くの民族的な書籍も発行禁止となった。また、天皇制イデオロギーが朝鮮支配の根幹をなした。同化教育が推進され、天皇崇拝と日本語教育が押し付けられた。他方、民族教育は弾圧された。経済的な収奪も強化され、朝鮮総督府の経済政策によって没落する農民が相次ぐとともに、日本人の所有地は拡大した。また、朝鮮人の企業経営を抑圧し、日本人側が会社を設立して大きな利益をあげることになった。漁業などにおいても日本人側が利権を獲得していった。
しかし侵略と植民地支配にもかかわらず、朝鮮民衆の抵抗は続いていた。
↓
日本による植民地支配下にある朝鮮人には、自由は無いし、財産は(日本人に)奪われるし、ホント碌なことしてませんね、日本人は。
しかも、「犯罪即決例」なんて滅茶苦茶なことをしていた。警察署長が、検察も、弁護士も、裁判も不要で、刑罰の程度を決めていた……と。私は初めて聞いて驚いたのですが、これ中学・高校で必ず教えるべきですね。
なぜ、日本人は韓国人に嫌われているかは、こういった歴史的経緯を知れば、自然に理解できるでしょう(理解できない方がどうかしていると思う)。歴史的経緯を知らない(教えられていない)から、なぜ嫌われているかが日本人には理解できない。ただそれだけのことだと思います。
歴史を学びましょう! 日韓の友好のためにも!
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